赤羽・大宮の『借金問題』に強い法律事務所
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借金を返済しないで滞納していると、サラリーマンや公務員の場合、給与を差し押さえられてしまいます。
ある日、ATMを使おうと思ったら銀行口座にロックがかかっていて使えなかったということもあります。
自営業と異なり、サラリーマン等は毎月の振込なので逃げ場がありません。
ただし、救いなのは給与の全額が没収されるわけではない点です。
給与の差し押さえは勤め先の会社に連絡がいき、借金の返済が滞っていることがバレてしまいますので、その点に関しては注意が必要です。
今回は、借金を返済しないで滞納していると給与がどのようになるかについて、詳細に解説していきます。
借金の返済を無視し滞納していると、サラリーマンや公務員の場合、給与やボーナスを差し押さえられてしまいます。
差し押さえは、債権者が強制的に債権を回収できる法律で認められた手段です。
差し押さえ対象は色々とありますが、給与やボーナスも対象の一つです。
サラリーマンや公務員が借金を滞納すると、債権者は裁判所に申し立てをします。
裁判所から債務者の勤める会社に連絡がいき、毎月の給与やボーナスが一定額強制的に天引きされます。
天引きされるといっても給与の全額が差し押さえられるわけではありません。
生活に必要な金額は控除されるので安心してください。
実際に天引きされる金額は、給与の4分の1です。
給与の4分の3は生活費として差し押さえ対象にはなりません。
原則は以上ですが、例外規定があります。
それは給与が多い場合です。
給与の4分の3は差し押さえ対象になりませんが、この額が33万円を超えた場合は差し押さえ対象となります。
つまり、33万円以上は控除されないということです。
まとめると、給与の4分の1は差し押さえ対象で、給与の4分の3は生活費(33万円以下)として控除されるが33万円を超えた部分に関しては差し押さえ対象ということです。
借金滞納から給与差し押さえまでのフローを解説します。
借金を滞納すると最初は書類等で支払いを請求されます。
ここで何らかのアクションを起こせばいいのですが、無視をすると電話での催促や自宅訪問などをされます。
また、借金を滞納すると遅延損害金などが発生するので十分に注意が必要です。
もう一つ注意すべき点は、信用情報です。
借金の返済を2、3カ月以上延滞すると信用情報機関に事故として登録されてしまいます。
いわゆるブラックリストに載るという事象です。
ブラックリストに載るとクレジットカードの新規登録や更新ができません。
また新たな借金やローンを組むことも出来ません。
返済が遅れるとこのような大変なことが次々に起こります。
返済の催促がきたら無視せずにきちんと対処しましょう。
月々の返済金を滞納すると債権者から一括返済の請求をされてしまいます。
通常は期限の利益という原則があり、一括返済しなくてもよいのですが、一度でも返済期限を破ると期限の利益が喪失してしまい、債権者から残金を一度に請求されてしまいます。
ここで一括返済ができないといよいよ差し押さえとなります。
一括返済ができないと、債権者はただちに裁判所に訴訟か支払督促の申し立てをします。
裁判所から債務者に通知が届きます。
ここできちんと対処しないと強制執行、差し押さえになります。
裁判所が債権者の主張を認め、差し押さえ命令が出ると、裁判所から債務者の会社に連絡がいき、給与が差し押さえになります。
ここまで見てきた通り、借金の滞納から給与の差し押さえまでにだいぶ時間があります。
返済する能力があるにもかかわらず返済しないのは論外ですが、返済したくても返済できない場合はきちんと対処すべきです。
どうしても返済できない場合は、問題が大きくなる前に弁護士に相談しましょう。
借金問題は時間が経てばたつほど最悪な状態になります。
キズが浅いうちに対処することが肝要です。
まずは債権者と話し合ってみましょう。
返済額の変更や返済期日の変更に応じてくれるかもしれません。
もし断られたら債務整理を検討してみましょう。
債務整理は4種類あり、借金を大幅に減らせる法的な手段です。
どの債務整理が良いかは借金問題に精通した弁護士に相談するといいでしょう。
相談者様にぴったりな債務整理を紹介してくれます。
借金問題は、返済を無視したり、先延ばししたりすることが一番の悪手になります。
とにかく早め早めに対処することが大切です。
もう無理と思ったら債務整理に強い弁護士にご相談ください。
給与の差し押さえは最悪の状況だと理解しておくといいでしょう。
借金の滞納から給与の差し押さえまでには時間があるので、自分でできることは全てやりましょう。
とにかく債権者からの連絡は放置しないことです。
無視したり放置すればするほど状況は悪化します。
自分で出来ることは最大限やり、それでも返済が難しい場合は弁護士に相談の上、債務整理を検討すべきです。
何とか資金を工面しようと思ってもできることには限界があります。
もうダメだと思ったら潔く債務整理をしてください。
債務整理をすれば借金が減り精神的にもスッキリします。
給与が差し押さえになる前に、弁護士に相談するのがベストです。
弁護士法人アクロピース代表弁護士
東京弁護士会所属
私のモットーは「誰が何と言おうとあなたの味方」です。事務所の理念は「最高の法務知識」のもとでみなさまをサポートすることです。みなさまが納得できる結果を勝ち取るため、最後まで徹底してサポートしますので、借金問題にお困りの方はお気軽に当事務所までご相談ください。