催告書が届いたら無視せずにすぐに対処すべき理由!
借金を返済せず放置していると督促状という返済を催促する文書が送られてきます。
それすらも無視していると催告書が送られてきます。
今回は、催告書が届いたら放置せずにすぐに対処すべき理由について、詳細に解説していきます。
催告書が届いたら無視せずにすぐに対処すべき3つの理由
催告書は無視したり放置したりしてはいけません。
なぜなら催告書は債権者からの最終警告の意味を持っているからです。
これ以上何もせず放置すると一括返済を求められたり、裁判に持ち込まれ差し押さえにあったりします。
理由について詳しく解説します。
法的措置を取られるため
無視を続けていると、あなたが支払う意思がないと見なされて、裁判や差し押さえといった法的手続きに進む可能性があります。
催告書はとは「支払いや対応を求めています」という最終警告のようなものです。
これを無視していると、銀行口座や給料が差し押さえられるといったリスクも高まり、生活にも大きな影響が出るでしょう。
以上のことから、催告書が送られてきたら無視せずに迅速に対応しましょう。
交渉のチャンスを失う
催告書が届いている段階では、まだ話し合いや分割払いなどの交渉が可能な場合が多いです。
しかし、これも無視してしまうと「対応する意思はない」と判断されても仕方ありません。
ご自身の状況をしっかり考えて、適切な行動をしましょう。
費用の負担が増える
催告書が届いてすぐに対応しないと、結果的に延滞金や裁判費用などが追加され、最終的な負担額は大きくなるでしょう。
最小限に抑えるためにも、無視はしないで、迅速な対応を心がけてください。
督促状と催告書の違い
借金の返済が滞ると債権者から返済を催促する文書が送られてきます。
債権者から送られてくる文書は主に2種類あります。
一つが督促状であり、もう一つが催告書です。
督促状は返済が滞ると債権者から最初に送られてくる文書です。
これはちゃんとお金を返してくださいという意味の文書で最初に送られてきます。
もちろん、この段階でしっかり返済したり、債権者に連絡したりするのがベストです。
しかし、督促状も無視して放置すると催告書が送られてきます。
催告書は督促状の最終版的な意味があり、債権者からの最終警告書です。
この催告書も無視すると次は裁判沙汰になり、最終的には差し押さえにあいます。
このように催告書を無視したり放置したりすると後々大変なことになります。
催告書が届いたら無視せずにきちんと対処すべきです。
もし、どうしていいか分からない場合は弁護士にご相談ください。
催告書が届いたらすべきこと
催告書は内容証明郵便で届きます。
督促状などと異なり催告書は郵便受けに投函されるのではなく手渡しになるのですぐに違いが分かります。
催告書が届いたら放置せずにすぐに対処しましょう。
まず支払いが可能であればすぐに返済しましょう。
この段階でも返済すれば裁判などの問題は起きません。
しかし、これも無視すると残りの借金を一括請求されます。
どうしても借金を返せない人は債権者に連絡すべきです。
連絡すればいきなり裁判になり差し押さえにあうことはありません。
返済不能の場合は、債務整理を検討しよう
督促状や督促状をあえて無視しているのではなく、物理的に返済できないので放置している人もいるかと思います。
その様な場合は、合法的に借金を減らすことができる債務整理を検討すると良いでしょう。
債務整理とは、国が認めている借金を整理する方法です。
債務整理は、任意整理・個人再生・自己破産の3種類あります。
任意整理は、将来利息をカットしてもらえますが、元本は返済しないといけません。
個人再生は、借金を5分の1程度に減らすことができますが、少し手続きが煩雑です。
自己破産は、全ての借金をゼロにできますが、家などの資産を持っている場合は手放さないといけないのが難点です。
どの債務整理が適しているかは債務者の資産状況や借金の額によって異なります。
どの方法が適しているかは債務整理に詳しい弁護士にご相談ください。
弁護士が相談者様に最適な方法をご提示し、借金問題解決へと導きます。
催告書を無視することが最悪な理由
上記で述べてきたように催告書を無視することは最悪な選択になります。
お金があろうとなかろうと、きちんと対処することが一番大切です。
返済する資金があるならきちんと返済しましょう。
お金がないなら債権者に連絡しましょう。
どうしても借金を返す見通しが立たない場合は、合法的に借金を整理できる債務整理を検討しましょう。
このように対処すべきことは確実に存在します。
これらを実行しないと事態はどんどん悪化します。
催告書を無視すると債権者から一括返済を求められます。
しかも、返済が遅れれば遅れるほど利子(遅延損害金)が加算されます。
そして、最終的に債権者に裁判に持ち込まれ、強制執行(差し押さえ)されてしまいます。
強制執行(差し押さえ)されると給与やボーナスの一部が強制的に徴収され、預金口座もロックされます。
また家や土地などの不動産や換金性の高い動産なども差し押さえられます。
このような最悪な事態にしないためにも、催告書が届いたらきちんと対処しましょう。
何度も言いますが、催告書を無視したり放置したりすることが一番の悪手なのです。
催告書が届いてパニックに陥った時は、すぐに弁護士にご相談ください。
弁護士は相談者様の最悪な状況を好転させます。
まとめ
催告書は督促状と異なり、最終警告書なので無視すると差し押さえなどの最悪な事態になります。
このような事態にさせないためにも、催告書が届いたらすぐに適切な対処をすべきです。
やるべきことはシンプルです。
お金があれば借金を返済し、お金がなければ債権者に連絡し相談する、これだけです。
どうしても返済ができない場合は債務整理を選択してください。
債務整理を選択すれば合法的に借金を減らせます。
このようにシンプルに行動すればなにも心配いりません。
最悪なのは借金問題から逃げ回り、催告書を無視して放置することです。
自分で借金問題に対処できない場合は、ぜひ弁護士にご相談ください。
一緒に借金問題を解決していきましょう。