赤羽・大宮の『借金問題』に強い法律事務所
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赤い封筒で督促状や催告書が送られてくることがあります。
通常の封筒と違い、赤い封筒は差し押さえ一歩手前の最終通告を意味します。
主に税金や国民年金を支払わないで放置しておくと送られてきます。
この赤い封筒が来たら必ずしかるべき対処をしてください。
さもないと本当に差し押さえが実施されてしまいます。
支払い金が用意できない場合は、きちんと市区町村の役所や年金事務所に相談しにいきましょう。
正しく対処すれば差し押さえは回避できます。
今回は、税金や国民年金が未納だった時に送られてくる赤い封筒について、詳細に解説していきます。
税金や年金がずっと未納だと市区町村や年金事務所から赤い封書が送られてきます。
最初は通常の封書が送られてきますが、ずっと納付金を払わないと最終通告として赤い封筒が送られてきます。
赤という目立つ色からも分かるようにここで納付金を支払うか、関係機関に相談しに行き手続きをしないと差し押さえになってしまいます。
赤い封筒は差し押さえの一歩手前の段階ということです。
赤い封筒が送られてきたら放置せずにきちんと対処しましょう。
大切なことは放置したり無視したりせず、きちんと対処することです。
きちんと対処できれば差し押さえにあうことはありません。
住民税の支払い書を無視していると差し押さえに関する文書が赤い封筒で送られてきます。
ここで住民税を支払わないと差し押さえです。
税金は債務整理を使っても免責されたり減額されたりしないので、きちんと支払うことが肝要です。
減免制度もありますが、条件は非常に厳しいです。
災害に遭う、病気で働けないなどの場合には認められますが、健常者で普通に働いている場合は減免されませんので、ご注意ください。
税金からは逃れられないと知っておきましょう。
また、税金が未納だと支払い金に利子がつき延滞金が課されます。
税金はできるだけ早く支払うのが得策です。
国民年金は厚生年金と違い、自分で払わないといけないので未納が多くなります。
税金同様、催告状を無視していると差し押さえを通告する文書が年金事務所から赤い封筒で送られてきます。
国民年金の場合、すぐに赤色の封筒で送られてくるのではなく、段階に応じて異なる色の封筒が送られてきます。
国民年金を支払わないと、最初は青色の封筒に入った催告状が送られてきます。
次に、黄色の封筒に入った特別催告状が送られてきます。
これも無視するとピンク色の封筒に入った最終催告状が送られてきます。
最終催告状も放置すると、ピンク色の封筒に入った督促状が来ます。
督促状もスルーすると赤い色の封筒に入った差し押さえに関する文書が送られてきます。
国民年金を意図して支払わないなら個人の責任ですが、支払いたくても支払えないならきちんと年金事務所に相談しにいきましょう。
国民年金は督促状の段階になると延滞金として利子がついてしまいますので、ご注意ください。
もし年金を支払えないようなら最低でも最終催告状の段階で年金事務所に行きましょう。
条件によっては年金の分割払いが認められることがあります。
また前年度の収入が少ない場合は、減免制度を活用しましょう。
前年の所得によって、全額免除、4分の3免除、2分の1免除、4分の1免除が適用されます。
税金や国民年金が支払えない場合、自己破産などの債務整理をして税金や年金から逃れようとする人が一定数いますが、残念ながら税金や国民年金には債務整理が使えません。
一般的な借金は債務整理が使えますが、税金や国民年金の未納金には自己破産などの債務整理が使えないのです。
つまり、別の言い方をすれば税金や国民年金から逃れるすべはないということです。
もし支払える資金がある場合は、グダグダ言わずさっさと支払った方が得です。
未納金の支払い義務(納税義務)があるだけでなく、支払いが遅れると延滞金(利息)も課されてしまいます。
例えば、住民税の延滞税率は、納付日から2カ月未満なら年利2.7%、納付日から2カ月以上なら年利9.0%です。
結構高い利息なので、放置しておくと大変な延滞金になってしまいます。
税金や国民年金は結局支払わないといけないものなので、延滞金が課される前にきちんと支払いましょう。
支払えない場合は、市区町村の役場や年金事務所に行き、正しい手続きをしましょう。
赤い封筒が送られてくるのは差し押さえ一歩手前なので、その前にきちんと対処しましょう。
税金や国民年金は免責されませんし、支払わないでいると延滞金が課されますので、払わない方法を考えるより、きちんと早く支払った方が得です。
税金が支払えない場合は市区町村の役所に行き、分割払いなどにできないか相談しましょう。
国民年金が支払えない場合は、年金事務所に行き、分割支払いの相談や減免の申請をしましょう。
赤い封筒が来る前に対処した方がいいですが、赤い封筒が来てしまった後でもきちんと対応すれば、差し押さえを回避することができます。
大切なことは、督促状や催告状を無視したり放置したりせず、きちんと対処することです。
払えないなら払えないで、きちんと関係各所に相談すれば差し押さえにはなりません。
督促状や催告状を見るとビックリしますが、勇気をもって相談しに行ったり手続きをしたりしてください。
解決の道はそこから始まります。
弁護士法人アクロピース代表弁護士
東京弁護士会所属
私のモットーは「誰が何と言おうとあなたの味方」です。事務所の理念は「最高の法務知識」のもとでみなさまをサポートすることです。みなさまが納得できる結果を勝ち取るため、最後まで徹底してサポートしますので、借金問題にお困りの方はお気軽に当事務所までご相談ください。